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V予備校 | 日記 | 2017年大学入試報告~浪人率上昇の謎2


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2017年大学入試報告~浪人率上昇の謎2 (2018.06.05)

 大学合格には「気持ちのいい合格」もある。今の受験生の保護者の世代は、インターネットもなかった時代であるために、合格発表が張り出されているのを見に行き、その掲示板の前で胴上げをされる形式美のイメージがあるかもしれない。しかし2000年代に入り、インターネットが普及するとネット出願、ネットで合格通知が一般化してきた。
中でもセンター試験利用入試などは、センター試験以外の試験を一切行わないところもあるために、試験さえも実感できずに合格通知が送られてきた上で、その大学に入学するケースもあったようである。つまり「実感のない大学入試」「熱望のない大学入試」というものである。しかし上位の進学校に通う受験生はドライでシビアな現実主義者が多く、自らの成績や結果をシビアに受け止めて、最もパフォーマンス(コスト、実績などのあらゆる側面での)の良いところに進学を「選択する」ことも少なくない。
さらに「ぬか喜び」に近い合格もあった。「補欠合格」である。大学は経営上一定基準の収入や収入見込みを確保しなければならないため、実際の定員よりも多く合格者を出すことは周知の事実である。しかしその合格の下に合格点数ギリギリよりも少し下の、計算方法が少し違えば合格になっていたはずの受験生の救済と、場合によっては合格予定者が他大を志向した際にでる欠員の充足のために「補欠合格」、あるいは「追加合格」を多く出すことがある。
その問題が一般化したのが2009年~2010年ごろである。
次のグラフを見ていただきたい。
 
https://resemom.jp/article/2011/02/07/1167.html
慶応大学の数字であるが、正規合格者の約2025%の数の補欠合格者を出し、文学部などは全体の25%以上が補欠合格者という異常な数字を出してしまっていたのである。しかしこの数字は氷山の一角にすぎず、GMARCHの中でも、大量の補欠合格を出しその後の連絡を一切しなかった例も聞き及ぶし、もしかしたら受験者全員に補欠合格通知を出してしまった疑いのある大学もあるかもしれなかった。これは長引く不況と一部加熱した大学受験戦争の中で、大学側の苦肉の経営作戦であったのかもしれない。しかし振り回される受験生や保護者の立場からはたまったものではないことは確かだ。(続)

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