Ｖ予備校 | 日記 | 平成26年度埼玉県入試の平均点

4月下旬に埼玉県公立高校入試（平成26年度）の学力検査の平均点が公表されました。
今週はその件について

公表数字　平均点
国語　64.0点
数学　45.0点
英語　45.0点
社会　49.5点
理科　46.1点
五科合計　249.6点
という数字でした。

埼玉県入試は例年数学が激難で、低いと40点以下、高くても40点台前半という認識なのですが、今回は標準並みの点数になりましたね。
…といいたいところなんでが、この数字いつ見ても真偽を疑う数字となっています。

というのは採点基準は学校の裁量に任せられているんですよね。それこそ、各学校ごとの教科別の平均点を公表すればわかることなのですが、問題だけ見ると、偏差値50前後の生徒で42～47点が取れるギリギリの問題、偏差値60台の生徒でも55点ぐらい…。全部答えて間違った結果平均点45点より、白紙解答欄が多く45点分だけ解答した解答用紙が多かったような気もします。後はゼロ点が例年より少なかったということですか。何か釈然としない結果です。
しかし、現実問題、「難易度が高く解けない問題」にチャレンジするより、「確実に解ける問題」の見直しや復習をしたほうが点数が安定するのも事実です。いろいろ複雑ですね。

あと、国語が例年高いのは、ほぼ10年間マイナーチェンジはしたけれど、大幅な修正を加えていないという点が原因です。それだけ対応策ができているということですね。

Ｖ予備校では、毎年一月より毎週日曜日、受験テスト指導を行っています。目標点数を指示した上での、どうやってそこに行き着くかの作戦を生徒ごとに行っています。