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ゆとり教育の反省2 (2012.07.05)

卒業生の話を聞いていてなんとなしに思うのは

「能力の高い子ほど自信がない、能力が低い子は無駄な自信に満ちている」
ということです。

換言すれば「能力の高い学生は上を目指さない」。
これは弊害そのものです。自分自身を知りすぎている場合、能力や技術を向上させようとせず、こじんまりとまとまろうとしている。進学に関する問題だけではなく、無謀ともいえる挑戦をしなくなったともいえます。
勿論自分を知ることはいいことです。しかし、能力・スキルを身につけようとしない言い訳にはなりません。これは能力「不足」を「個性」としてしまった教育や、挑戦を無謀と位置づけ、安全策を常にとらせ続けた大人達にも責任はあるでしょう。
勿論、大人にも言い訳があります。経済状況がそれを許さない。仕方ありません。しかし、挑戦させることも時には大事です。

逆に「自信に満ちた学生」も問題です。
自信に満ちているから、能力・スキルを身につけようとしない。いつか何とかなるためには努力が必要です。しかし、彼らは好きなことでさえ努力はしようとしません。努力の結果が正当に評価されないのはよくあることですが、努力しない結果が評価されてしまえば、成果に何の意味があるのかと考えたりもします。

総じて、今の子供達は「自分を知りすぎている」。それは現時点の「自分」であり将来の自分ではない。能力が底打ちされた姿ではないのです。

この状況であれば社会全体の平均値が下がります。経済的に平均値が下がるのはまだいいです。社会全体の能力の平均値が下がるのは、この国のことを考えるのであれば危険極まりない。主に私の老後が危ない(笑)。

「この国は15歳の少年のようだ」と占領下の日本を評した司令官がいました。その占領から70年近く経とうとしています。その未成長振りを嘆き、本来的な「成熟」した社会、「成熟」した文化を目指そうとする人たちもいます。
しかし、成熟した果実が腐るように、成熟した社会もまた同様な結果をたどるといわれています。だから、今私達ができることは、今の子どもを元の「子ども」として扱うことなのではないかと思います。子どもは未成長な存在です。これから成長するんです。そのことを忘れずに指導していきたいですね。

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